2010/09/30

ゲリラ豪雨の怖さ

先日、H建築士さんとの打合せの際、ゲリラ豪雨の対応について思わず聞いてしまいました。うちは一般的な平地にありますが、建物は一階中庭が壁で囲まれており、また二階バルコニーも目隠し壁が高いため、もしゲリラ豪雨で雨が溜まってしまうと、家の中に溢れてくるのではと心配になったからです。

一階は基礎の高さがあるので50cmほど溜まっても大丈夫かもしれませんが、中庭から外部への細い配水管なんて処理しきれないくらい溜まる可能性があります。また二階バルコニーは西側方面へ傾斜が付いていますが、東側にもオーバーフロー用水穴がありました。でも窓の下枠はわずか10cm程度のため、それ以上溜まると室内に流れ込みます。うちの間取りはゲリラ豪雨に対して不利なデザインになっています。

先週23日朝、この付近は空が真っ暗になり、前が見えないくらいの大雨が降り、また雹も降ってきました。振ってくる大雨だけではなく、処理しきれなくなった下水が逆流してくる可能性もあり、ゲリラ豪雨って予期できぬようなことが起こるのでホントに怖いですね・・・

2010/09/29

階段設置

いよいよ階段が取り付けられました。リビングダイニングの北側壁面に沿って間取りしています。
モダンなデザインと開放感を出すために、最初の検討段階では鉄骨階段となっておりましたが、見積もり提示後のコストダウンにより木製階段へと変更しました。大工さんが現場で採寸しながら一枚一枚踏み板を削り、組み上げたようです。さずが上手いものですね~ 

いまは材質そのままのナチュラル調ですが、床色のダークブラウンに合わせて、この先 同色で塗装します。色が濃くなると全体が引き締まるような感じになると思います。


2010/09/28

玄関とシューズクローク


分かりづらいですが、上記写真は玄関ドアを開けた正面になります。左手に玄関があり、その奥に中庭が見えます。
・・・が、うちはこの右手にも玄関があり、一畳ほどのシューズクロークを設けました。壁面全体が靴入れになっており、コートクローク、傘用ハンガーもあります。また外部からの郵便ポストがここに貫通しており、外に出なくても室内から郵便物を取ることができるようにしました。
左手が来客用の玄関、右手が家族用の玄関という感じで、どちらもリビングへの入口があります。

私たちは、玄関に靴箱等は置かず、別収納としてシューズクロークを設けることを最初からお願いしておりました。しかし間取り検討段階では、このスペースを上手く配置することができず、何度も検討し直しました。ここはもったいないスペースと認識されるため、他を有効に活用するために削除すべきとの案も出ましたが、いざ施工されると小さいスペースですが上手く間取りされ、良かったと思います。

<左手シューズクローク>
まだ工事途中のため棚板がありませんが、もうすぐ靴用棚やハンガーが設置されます

2010/09/27

いよいよ大詰め

昨日、H建築士さんと現場監督さんで、再度 現場打合せを行ないました。
内装のサンプル最終確認のためです。先日の要望通り、漆喰のような滑らかな仕上がりの白の吹き付けに変更してもらいました。材質は珪藻土です。また塗装やクロス等もそれに合わせた色調で最終決定しました。造作家具や建具の色調も決まり、あとは施工していただくだけです。

大工さんは予定通り今週いっぱいで工事を終了、いまは大詰めで造作家具や収納を作っている状態です。来週より内装屋さんへ引継ぎ、仕上げの作業に移っていきます。
いまの進捗状況で進めば、11月中旬にオープンハウス実施後、完成引渡し、引越しになると思います。

2010/09/22

内壁吹き付け

昨日、左官工事・塗装等について、H建築士さんと現場打合せを行いました。
室内内壁はジュラクペンアートという吹き付けになりますが、砂の粒子が入っており、かなり荒い感じで、肌が触れると擦りキズになるくらい痛いです。子供が小さいので危険と判断し、漆喰のような滑らかな仕上がりの吹き付けを再度 取り寄せてもらうことになりました。色調は純白、外壁と内壁のつながりもあり、仕上げ材には少し慎重になっています。

またトイレの床材は、汚れやすいところのため、水気をすぐに拭き取れるように、フローリングではなく、Pタイルというビニル系床板をお願いしました。二階トイレの壁面は、妻の希望で水色(コバルトブルー)のクロスを希望しました。どのような色調になるのか?? これもまた楽しみです。

2010/09/20

二階ガルバリウム張り


先週末までに二階外壁のガルバニウム鋼板張りがほぼ終わりました。鋼板を繋いだような一文字という施工が外壁一周に貼り付けされています。板金屋さんが現場に入ってから、約三週間ほど掛かっており、かなり大変な施工のようでした。単純な凹凸のガルバ施工では、工期も費用も抑えることができるでしょうが、その甲斐あって外観はよくできていると思います。色調サンプル確認では、ちょっと黒が強いかなと思いましたが、いざ施工されると、いい感じに見えます。

一階外壁は白の左官になり、白黒のコントラストを強調することになります。明日色調打ち合わせがあり、左官屋さんと一緒に現場確認にて決定する予定です。

2010/09/19

無印良品の家

昨日、長久手にある無印良品の家 モデルハウスへ行ってきました。敵情視察です・・・ シンプルなデザインで白を基調としているため、どんな感じなのか?? うちの施工で参考にすることがなかろうか?? と思って見に行くことにしました。

やはり、無印良品たるところなので、使用している素材も悪くなく、シンプルさをうまく演出しているような感じで良かったです。立方体総二階の建物にうまく間取りされており、この既製で長期優良住宅の基準があるため、適用が受けやすいと言うメリットがあります。
内装は白の塗り壁にナチュラルのナラ無垢床、いかにも無印らしい色使いです。うちも白の塗り壁にダークブラウンのナラ無垢床、色調が濃いとしまって見えますが、今回のデザインは参考になりました。

住宅メーカーのデザインが気に入らず、建築士に注文するほどこだわりを持っていない、その中間のような感じでありながら、手軽に手っ取り早く、そこそこのデザインを得ることができるうまい戦略だと思いました。価格は本体約2200万円+オプション300万円+その他諸経費約300万円=2800万円と言うところでしょうか?? 大手住宅メーカーや設計事務所よりお得感があるのではと思いました。

2010/09/16

引越しって・・・

新居完成まであと二ヶ月、そろそろ荷物の片付けでもしようかなと思い、引越し業者選定や準備を始めようと思いました。
ネット上には一括お見積もりなんてサイトがいっぱいあるんですね、そこで見積もり依頼をしたら1分もしないうちに各社から電話の嵐・・・ 最悪です、キャッチセールスに引っ掛かったようなものです。サービスや値段をじっくり検討したいのに、今日申し込みをしたら40%引きにします!!と、勧誘紛いの電話ばかりで、どうやって選定したらいいのか?? 考えてしまいます。

2010/09/14

ウォークインクローゼット

二階寝室には約4畳の長方形型のWICが併設されています。中央が通路となり、両側に棚を配置、幅1000mmの棚を西側に3.5列、東側に3列作ります。このWICのコストダウンとして、大工さんには棚を入れる木枠だけ造作してもらい、IKEAの既製品である引き出しやバスケット、クリアケースを購入し、そこに入れ込もうとしています。

でも既製品を造作の棚に入れるのは結構面倒です。寸法が分かりづらいため、現物を大工さんに渡して、それに合わせて作ってもらうことになります。中央の通路幅が約650mmのため、引き出しを開けると自分の立つスペースがないです。狭いスペースにいろいろな収納があるため、このWICの使い勝手だけが心配です。

このほかにも、一階洗面台横にIKEAの収納キャビネットセットを置く予定ですが、まだ現物を購入していないため、図面寸法だけで大工さんにスペースを確保してもらっています。その他、IKEAで購入するものとして、パーテーションラック、収納棚、テーブル、ミラー等々、来月には大阪へこの買い出しに行きますので、いまから購入予定品をピックアップしています。

<IKEAの収納イメージ>

2010/09/13

二階外観と窓の関係

うちの二階は、南面に面して3部屋を並列に配置しております。西側に寝室とWIC、東側に子供部屋(二部屋)、そして中央に一階からの階段を上りきったコモンスペースとして、スタディールームがあります。どの部屋も南に面して大きな窓を取り、奥行き約1100mmのバルコニーに面しております。でもその二階の窓は、南面道路から見上げても、全く見えません。
上記写真は二階の外観、下記写真は屋根に上って窓付近を覗き込んで見たものです。南面に約1900mmの壁がせり立っているので、道路から窓が見えないように隠しているからです。

その理由として・・・
一つ目は、外観デザインを気にしているため、窓が見えないと単純な箱のように見え、ここはどんな家?? と翻弄させるため。
二つ目は、夜 窓からの明かりが外へ見えないよう、ほんのりと間接照明のような光にするため。
三つ目は、家の中から窓の外を見たとき、空がきれいだと見せるための演出、普通の窓では前の家や屋根を見ることになり、良い景色ではないので。

ちょっと大胆な考えのため、設計段階ではかなり不安でしたが、いま工事段階では空間の狭小感もなく、いい感じに思えてきました。



2010/09/12

瀬戸物祭りの花火

昨日、本日は瀬戸物祭りがありました。去年までは頑張って行っていましたが、買いたい物もないので今年は早々に行かないことを決めておりました。瀬戸市は夏の花火大会がなく、この瀬戸物祭り初日の夜に花火があります。と言っても、近隣の大きな市ほど派手さはなく、わずか40分ほどのしょぼい花火大会です(失礼!!)。

昨夜、妻の両親がうちに来て食事会をしました。というのも、いま住んでいるマンションからもうすぐ引越しするので、自宅から花火を見られるのも今年が最後です。うちのマンションは山の上に建つ18階建てですので、花火が良く見えます、というより瀬戸から名古屋の夜景が一面見渡せ、とてもきれいです。この景色だけは、このマンションのいいところ、住んでいて良かった、とつくづく思います。

一文字張り


うちの外壁は一階は白の吹き付け、二階は黒のガルバニウム鋼板貼り付けですが、いよいよその施工が始まりました。上記写真は、二階のガルバ壁面です。「一文字」張りといい、横方向につなぎ目が見えます。長板をわざと折り返しており、また繋ぎ目もここで目立たなく処理しています。 色調は濃黒を選択、他物件では銀黒でしたが、うちは黒をより強くしています。

この一文字というのは、うちの超モダンという要望に対し、H建築士さんの提案で雑誌に紹介されていた雰囲気のある外観を採用しました。私たちにはまだこの良さが分からず、施工された完成品を目の当たりにしないと全貌がイメージできません。どのようになるのか?? 楽しみです。

2010/09/10

匠の仕事

うちの大工さんは個人で独立した職人であり、元請業者より個々に仕事を請け負っています。最近は施工する吉冨工務店のほぼ専属大工のような感じで仕事を請け負っているようです。

その大工さんは瀬戸在住のため、今回 うちの物件も瀬戸ということで積極的に仕事を取りにこられた結果、競争入札で受注されました。大工さんにとっても現場までの通勤が近く、うちにとっても購入価格が下がり、両者にとって良かったと思っています。

うちの建築工法は木造軸組みですので、大工さんによる裁量が大きいです。大手ハウスメーカーなどは、工場で作ってきた資材を現場で組み立てるだけで、「大工というより組立屋!!」、それでは職人としての腕がどんどん落ちていくだけ、とよく戯言を言われています。
たしかにうちの大工さんは、現場で材木をカットしながら、納まり具合を確認しコツコツと組立をしています。いかにも職人という感じで、出来上がりも大工さんの巧の技に影響されます。私達は週1~2回、現場へ差し入れを持って行き、大工さんに進捗状況を教えてもらうのが楽しみです。職人なので口数は少ないですが、いろいろと教えてくれますので、とても頼りにしています。

でもほとんど一人でされているので、進捗が非常に遅いです。今月中に大工工事を完成させるために、最近はもう一人助っ人で大工さんが応援に来て、二人でやっていかないと間に合わないようです。10月より内装工事と設備搬入、11月上旬には竣工することを目標としています。

2010/09/06

内壁張り

一週間ぶりの更新です。先週は3日ほど温泉での~んびりとしていました。
週末に現場へ行ったら、内壁の板張りをされていました。写真は和室、すでに壁ができており、このあと左官、クロス貼り等の仕上げをしていくことになります。

昨日、久しぶりにH建築士さんと現場打合せを行いました。今月末までに大工工事を完了させるために、収納内に収める荷物を想定しながら、棚の高さや配置の確認をしました。細かいところまで気になってくる段階ですので、現物に合わせながら慎重に検討しています。

南面に面した中庭の壁が風の流れを遮っていますが、この酷暑の打ち合わせ中でも、窓を開けると結構 風が入ってきました。予想以上に快適になればいいですが・・・