先日、豊橋市の豊橋公園内で行われた「第21回炎の祭典」に行ってきました。これは東三河地域に広がる手筒花火を中心とした花火大会で、手筒花火発祥の地として450年以上に渡り伝統を守り継ぐ神社の氏子が集結して各地区の手筒花火が披露されました。手筒花火は火薬を詰めた竹筒を抱えて、火の粉を体に浴びながら10mにものぼる炎の柱が上がる壮大なスケールの花火です。氏子らによって五穀豊穣や無病息災、家運隆盛、武運長久を祈る各地区の奉納行事として、若者の勇気の証や成人となる門出の儀式として、脈々と民俗文化として伝承されてきたようです。
和太鼓の勇壮な調べに乗せて有名な吉田神社や豊橋祇園祭、羽田八幡宮などの手筒花火やスターマイン、熊本復興を願ってくまもんの仕掛け花火、そしてクライマックスは台物練りこみ、大筒や乱玉など多彩な花火が打ち上げられました。点火とともに天に向け高く立ち上る炎、飛び散る火の粉の中で手筒を支える勇姿、闇夜のなかに浮かび上がるいくつもの炎の柱、ひとしきり続いた放揚ははねと呼ばれる轟音とともに静寂に包まれる勇壮華麗なこの手筒花火の競演は素晴らしかったです!!
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