2011/11/22

火渡り神事

うちのすぐ近くの八王子神社の前には、慶昌院という寺院があります。先の日曜日は屋台が出てお祭りをしていたので、見に行ってきました。ここは秋葉三尺坊大権現の総本山となる静岡県『秋葉山秋葉寺』、俗に御火防の秋葉様と呼ばれ人々の崇敬の念篤いその大権現の分身を勧請奉祀するため、火防信仰で知られているそうです。瀬戸は火の街 窯の街として栄え、往古より御火防秋葉信仰の念篤く、毎年この時期に秋葉本殿 真前にご祈祷いただいたお札を奉祀し、大祭を行っているようです。

夕方暗くなってからのの「火渡り」では熾き火の上を素足で歩き無病息災を願うようです。火渡りをすると1年間、風邪をひかないとされているそうでここの駐車場に組んだヒノキの「護摩壇」に点火後、修験者や住職らが読経、火の勢いが弱まったところで修験者らに続き、一般の人たちも渡ることができます。うちはお札も買っていなかったので静観していると、住職らが最後は誰でもやっていい、とみんなに声を掛けていたので、私もやってみることにしました。子供は怖がって抱っこしていきましたが、火の勢いも衰え、なんでもなく走り抜けることができました。この地域は昔から賑わっていた地域のため、秋には古くから伝わるいろいろな催しがありとても興味深いです。