先日、瀬戸・蛇ヶ洞川(じゃがほらがわ)で生態調査をされているオオサンショウオの夜間観察会に行ってきました。蛇ヶ洞川ってすごい名前ですね、まさに蛇の洞窟となっている?? ような川幅2~3mの小さな川ですが、この辺り一帯は定光寺自然休養林に近い里のようなところで、下流に下っていくと春日井市の庄内川に流れ込んでいます。ここには確認されているだけで約60匹ほどの成体がマイクロチップを埋め込まれて管理されているそうで、オオサンショウオは特にきれいな川にしか生息できず、本州では最東端に位置するそうです。
観察会では巣窟にいた一匹のオオサンショウオを引き上げて生態調査、夜行性なので夜になると大きな巨体を揺らしてのっそのっそと歩く(泳ぐ??)ようです。捕まえられたこの成体は体長95cm、体重4,350g、前足の指は4本 後足の指は5本、推定10~30年と年齢は正確にわからないそうですが、これだけ大きな成体になるには10年以上生きていると思われるそうです。大勢の人に囲まれて、ライトを浴びせられたので、ちょっと怒ると頭部付近にイボイボが発症するのですが、落ち着くとまた消えていきました。皮膚は黒茶の斑模様のためちょっと不気味ですが、愛嬌のある顔が可愛い!! 調査が終わると川に放されて、ゆっくりと水の中に消えて行きました。
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