通常 断熱材はグラスウールを使用する住宅が多いですが、経年劣化により断熱材が自重で下がって隙間が出たり、水分を含んでカビが発生する可能性が高いです。
そこでうちの断熱材は発泡スチロールのようなウレタンフォームを使用することにしました。簡単に言えば泡状の発泡スチロールを壁に吹き付けると自然に固化し、隙間なく充填できるというものです。以前にも書きましたが、コンセントやスイッチの位置をあらかじめ設定していますので、その周囲の隙間も全て埋まっています。よっていまから位置を変更できません。
グラスウールに比べて隙間がないため、高断熱を保つことができ、また結露を防ぐために、私達は当初からこの施工をお願いしていました。もう少し気密を良くするために壁面全体をウレタンパネルで施工する住宅メーカーもありますが、コストが高くて予算が合いませんでした。
下記写真のように壁面全体にウレタンフォームが吹き付けてあります。厚さ約50~60mm、これが厚くなるほど寒冷地仕様、また省エネ住宅の等級が上がりますが、うちは一般仕様です。
下記は浴室なので、あまり断熱材の意味がないような気がしますが、この壁面も全面ウレタンが吹き付けてありました。