2012/03/05

バリ風リゾート・ヴィラ

昨日、H建築士さんの名古屋市内での新築オープンハウスへ参加してきました。この家は、うちが間取り検討をしているとき(2009年秋ごろ)とほぼ同タイミングで設計されていたのですが、見積もりや仕様決定に時間が掛かり、うちよりも一年半ほど遅れて完成されたようです。以前にH建築士さんの事務所で完成模型を拝見したのですが、そのデザインに衝撃を受けてからというもの、しばしばこの物件の進捗状況を世間話としてお聞きしておりました。

バリ島のリゾート感を演出したいという施主の意向が強いらしく、天井はすのこ風、壁面はベージュのかなり粗い漆喰コテ仕上げ、床は幅広で艶消しの濃茶無垢板、中庭は大きな白タイルの中に水盤がある家で、目の前にある公園の木々を借景として取込むよう二階には大きな窓がありました。将来的に店舗として利用する可能性を考慮して、細かいところまでお金を掛けているようなちょっと贅沢な仕様となっておりました。

確かにリゾート感を感じるための非日常的なデザインは素晴らしいですが、いつものH建築士さんのテイストがあまり感じられず、ちょっと施主のこだわりが強すぎるのかな~?? と思いました。今まで何度もH建築士さんのオープンハウスに参加させていただきましたが、今回の物件は一味違う仕上がりとなっておりました。