震災から一年が経った3月11日、ニュースを見ているとまだまだ海沿いはあの津波により破壊された風景のまま、がれきが片付けられたように見えても、他の場所に移動されただけで処理は進まず、建物が再建されているのはほんのわずか、一年でやっとこの状態まで来たのか?? 一年でこれだけしか進めることができなかったのか?? 私には判断できません。
震災特番のあるテレビ番組で、大勢の死者が出た岩手県釜石市の鵜住居地区防災センターのことを取り上げていました。本来は津波の緊急避難所にもなっていないのに、市は震災直前の3月上旬にここへ逃げる避難訓練を行っていた。その訓練通りに住民はこの施設へ逃げ込むも、予想以上の大津波にのまれて避難した何百人もの住民が犠牲になったという惨状。誤った訓練に翻弄されたのか?? 予想以上の津波を想定していなかったという一言で済まされてしまうのか?? 常日頃からいつどこで起こっても不思議ではない震災について真剣に考え、どのように行動するのか?? よく勉強するべきことを痛切しました。結局は自分の命は自分で守るべく、自己の信念に基づいて行動するしかないのでしょうか?? 14:46 には子供と一緒に黙祷をしましたが、いろいろなことが頭をよぎるばかりで、もどかしさばかり感じてしまいました。