いつも混雑している清水寺は、特に紅葉時はまともに見ることができないため、朝の開門を狙って見に行くことにしました。清水坂では道路工事で道が塞がれており作業員が後片づけをしているところ、昼間は人でごった返すので夜から朝まで工事しているようです。朝6時過ぎに清水寺へ到着、さすがに静まりかえっていつもの賑やかさはありません。まだ周りは暗く、人気もないので心配しながら入口へ進むと、暖を取りながら受付番をしている僧侶がいました。あぁ、良かった、すでに開門しているようです。
中に入っても人影はまばら、清水の舞台に誰もいない写真を取れるなんてすごい!! こんなにゆっくり見られるなんて絶好の機会ですが、日の出は6時40分のため、まだ暗くてもみじが紅葉している様子すら分かりません。徐々に空があけて葉っぱが赤く染まっている様子が分かるようになると下からだんだんと観光客が上ってくるのも分かります。それでも静かな境内から眺める朝早くの京都の景色は喧騒から離れ格別の思いがしますね、写真を撮り終えて7時前には清水寺を後にしましたが、これから向かおうとする団体や観光客とすれ違い、またいつもの賑やかさが始まるのですね。