日本テレビ系「行列のできる相談所」に出演されている菊池幸夫弁護士の講演会の続きです。スポーツの指導者はチームを強くするために体罰を加えることが度々あると思いますが、菊池弁護士曰く、教える側に問題がある方が大きいという自念を持たれていました。
自ら監督を務める小学校の女子バレー部で、例えば1番の方法で教えてみて生徒ができなかった場合、他に正しいやり方があるのではないかと自ら考え直してみる。そこで考えなければ、いつまでも1番の方法だけが正しいと傲慢になってしまい、できないことに腹を立ててゴツンとしてしまう。
じゃあ考え方を変えて2番の方法で教えてみよう、そこで生徒ができるようになれば指導者も新しい発見ができたことに満足するであろう。もしできなければ、もっと他に正しいやり方があるのではないかと再度考え直すことができ、そこで考えなければ、1番と2番だけが正しいと傲慢になってしまい、またできないことに腹を立ててゴツンとしてしまう。
できなければ、もっともっと正しいやり方があるのではないか、と新しい方法をどんどん追及することにより、指導者の教える幅が広がって見識の多い優秀な指導者になるとのことでした。菊池弁護士が小さい頃の学校の部活の先生は、いつもニコニコして決して怒らない方が多く、でも笑いながらでもきつい練習を課せられたことにより、その苦痛に耐えてそれなりの成績を残すことができたようです。子供に教えるときは同じ目線で同じ価値を持つことが大事、それが人権教育の第一歩だと、さすが弁護士らしい考えを披露されていました。教えるは学ぶの半ばなり、いつまでも人生学ぶことが多いと考えさせられる講演となりました。
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