先週、食育に関する講演会に参加するために妻と一緒に名古屋駅近くにあるウインク愛知へ行ってきました。二人の子を母親に預けて妻と二人で出掛けるなんて久しぶり、私はそんなに乗り気ではありませんでしたが、妻は子育てに役立てようとどうしても参加したい講演会だったようです。講師は千葉県内の高校で生物学を教えている現役教師の遠藤明夫氏という方で、食育を通じて子供の成長と体の発育への影響を広めるために各地で講演会を行っているそうです。
講演会のテーマは「食事で決まる心とからだ」、自分の勤務されている高校でも不登校があるようで、その主たる原因は情緒不安定や無気力などの「うつ病」だそうです。体内にあるセロトニンという物質が不足するとうつ病になりやすく、タンパク源の中にあるトリプトファンというアミノ酸にバナナやヨーグルト、乳酸菌などのビタミンB6を与えるとセロトニンが増えるという改善例を示されていました。また日本人の死因第一位であるガンを防ぐために、食品中に含まれるソルビン酸やトリハロメタンなどの発ガン性物質は絶対に摂取しないよう、食品表示は注意深く確認することが大事です。
親が子供に対していかに安全で安心できる食材を選ぶことができるか、またそれを適切に教えることができるか、ということは子供の成長に大きな影響を与えることは間違いありません。さまざまな食品が氾濫する現代は、私たちの知らない危険な成分が入っていても不思議ではありませんので、自分の意識を変えるきっかけになるような講演会であったのではと思いました。
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