先週土曜日に瀬戸市文化センターで行われたヨコミネ式教育法の横峯吉文氏の講演会に行ってきました。テレビ「エチカの鏡」の影響でヨコミネ式がますます有名になり年間200回以上も講演を行っている横峯氏が鹿児島からわざわざ瀬戸にやってくるとあり楽しみにしていました。最近はいろいろな幼児教育が紹介されていますが、ヨコミネ式は過保護やゆとり教育など現代教育とは正反対の考えで、昔ながらの厳しい教育を行って子供の学びたいという欲求を掘り起こして、自ら学び成長する機会を与える教育と言われています。
横峯氏は61歳、長年 地域で保育園を経営されている地元の権力者という感じがしますが、話しぶりは軽快でとても楽しい講演でした。テレビで紹介されたスーパー園児は、保育園卒業までにひらがな・カタカナの読み書きができ、2,000冊の本を読み、逆立ち歩きができ、12段の跳び箱が飛べ、絶対音感を身に付けることができる・・・、初めて見たときはどうしたらあんなことができるのだろう、とビックリしましたが、ごく普通の園児が毎日競争しながら繰り返し行うことで身に付けていく、子供をやる気にさせるスイッチを入れるように仕向けて、決して特別なことではないという感覚です。でも悪く言えばスパルタと捉えられることもあり、賛否両論もあるようですが、実際に映像を見てしまうと、こんな子供になって欲しいと誰もが思うのでは??
ヨコミネ式教育法の本質は決して読み書き計算が出来て運動神経の良い天才を育てることではない、勉強・体操は目的ではなくこの先将来への手段であるとのこと、このような事例を知らずして幼児期を過ごすより、理解した上で子供の自主性を引き出していくことがいかに素晴らしいことかと感じました。長くなってきたのでヨコミネ式の詳細は次回ブログで・・・