今回は2,100円の小懐石コースをお願いすると、蟹真薯の椀物、とろけるような中トロとホタテの刺身お造り、鮎の塩焼き、蟹の甲羅を使った茄と南瓜のチーズ焼き、柳川鍋のような穴子の卵とじ鍋、とろとろ餡掛けの茶碗蒸しとどれも割烹らしい上品な料理が運ばれてきました。すでにここまででかなり満腹になっていたので、締めはかなり軽めのご飯と味噌汁としていただいた気配りも見事だと思います。最後のデザートは小さな青い桃の水菓子、ピンポン玉くらいの幼果を漬物のようにシロップ漬けしたもので、とても柔らかく桃という印象ではない美味しいデザートでした。知らないと見過ごしてしまうような小さなお店ですが、この日のランチは予約で満席、一般のお客さんはお断りとなっていたので、知る人ぞ知る人気の割烹なのかな?? どの料理も丁寧な仕事をされているのがよく分かり、とても満足できる会食となりました。
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