旧軽井沢の喧騒から離れて、車で北に5分ほどのところにある旧三笠ホテルへ行ってきました。明治時代の1906年に開業した日本人による木造の純西洋建築様式だそうで、とてもノスタルジックな雰囲気を感じますが、館内の傷みが目立ちながらも往時の豪華さをしのばせていました。政財界の著名人たちが、社交場として利用した「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれるほど、内装や調度品は十分に現代でも通用するようなモダンさを感じることができ、暖炉やソファ、ベッドや水洗トイレは当時としてはとても新鮮だったでしょうね、窓ガラスは波打ったように乱反射している様子がいかにもこの時代らしい製品と感じるなど立派なホテルでした。当時にタイムスリップしたような気分に浸れる感覚は軽井沢にふさわしい建物ですね。
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