先日、浜松市の中田島砂丘へアカウミガメの子ガメを放流する観察会へ行ってきました。地元の環境保全団体サンクチュアリNPOが、5~8月のシーズンにアカウミガメの産卵地である遠州灘を調査して、産卵跡から卵を掘り出し保護策の中で管理しているそうです。遠州灘は115kmにも及ぶ広大な海岸で、早朝真っ暗なうちから手分けして練り歩くという地道な調査を行って、少しでも多くのカメを繁殖させようと取り組んでいるそうです。
その卵が8月中旬から9月に掛けて孵化するそうで次々と生まれて来る子ガメは、その都度海へ放流されているそうです。この時期は毎週末に観察会が開かれていて、この日の参加者はざっと300人ほどいたのではないかと思うほど、子ガメを愛する人たちで大盛況の観察会になっていました。
観察会の最初は保護策の前で看板やパネルなどを見ながら、スタッフの方がアカウミガメの生態や環境問題について楽しい話をしてくれるので子ガメへの興味に惹き込まれます。そして参加者全員で松林を通って10分ほど歩くと、突如 目の前には太平洋が現れて、もうすぐ太陽が沈む綺麗な夕日が眩しい壮大な海岸が開けました。いよいよ子ガメの放流ですが、次回へつづく。
「にほんブログ村 愛知情報ランキング」に参加中!! 皆様の応援のおかげで上位にランキングされており感謝しております!! 今日もクリックをお願いします!!