2016/06/10

サッカー日本代表のシンボル「八咫烏」を導きの神鳥として信仰する熊野本宮大社

熊野から南紀ヘは山越えをするように内陸を通り、熊野本宮大社を目指しました。新宮川沿いの鬱蒼とした山あいにひっそり佇むこの大社は、熊野三山と呼ばれる本宮・速玉・那智各大社の中心で、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮として、家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神として祀っているそうです。現在の社地は山の上にありましたが、明治22年の大洪水で流されるまでは熊野川の中州にあったそうで、現在 旧社地には「大斎原」と呼ばれる鉄筋コンクリート造の日本一高い大鳥居が建っていました。

参道入口の鳥居は、神が宿る神域と人間が住む俗界との結界を表していて、立派な杉木立の参道を進むと「熊野大権現」の奉納幟が立ち並ぶ158段の石段を一歩一歩上り神域へと近づきます。神殿内には5つの社があり、家津美御子大神、速玉大神、夫須美大神、天照大神、そして結びの神が鎮座していました。サッカー日本代表のシンボルとして有名な八咫烏は、神武天皇の故事に習い熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されているそうで、神の使者としてボールをゴールに導くようにとの願いが込められて、境内のいたるところで見ることができました。



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