南紀白浜にはジオサイトと呼ばれる大自然の美しい景勝地がいくつも点在しています。そこで翌日は朝早くから写真を撮りに出掛けたのですが、この日もあいにくの曇り空でせっかくの景色はイマイチでした・・・。三段壁と呼ばれる断崖絶壁は、かつての浅い海の底が隆起した海岸段丘で、高さ50m、長さ2kmにも達する海に直立する海食崖と、波によって長い年月を掛けて削られた海食洞と呼ばれる洞窟があり、雄大な南紀の海景を見ることができました。断崖上から地中へのエレベーターに乗ると洞窟内部を観覧することができ、平安時代の源平合戦で知られる熊野水軍の隠し洞窟だったと伝えられる白浜の古跡もありました。
さらに三段壁から車で10分ほどの所には白浜のシンボルとして親しまれている円月島がありました。臨海浦の南海上に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの小島ですが、島の中央には円月形の海蝕洞がぽっかりと開いていて、この方角に沈む夕陽は「和歌山県の夕日100選」に選ばれるほど美しさは格別だそう!?、でも残念ながらこの日は小雨が降って見ることができませんでした。
(写真)太平洋に突き出した断崖絶壁の三段壁
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