2012/10/04

王ヶ頭ホテル滞在中はとても忙しい!!

王ヶ頭ホテルは、なんて忙しいホテルなのだろう、とつくづく思います。いつも満室で忙しいという意味もありますが、チェックインからチェックアウトまでイベントが目白押しで、ごゆっくりお過ごしください、なんて言いながら、宿泊客はゆっくりとしている時間はありません。

送迎バスでホテルに到着するのが15:00頃~、山頂の景色に見とれてまず外で写真を撮ります。夕方17:00からシャンパンとぶどうジュースのサービスがあり、ロビーやテラスでまったりと過ごす・・・、でもお代わりはできず一人一杯だけです。その後は日没時間が17:35のため、4階屋上から日の入りを見ますが、西側は鉄塔が建っており、あまり眺めが良くありません。夕食は17:45から約2時間、前菜から始まりメインまで、食べ終わるのを見計らって次々とお皿が運ばれてくるので、食べすぎで気持ちが悪くなるくらい満腹になります。さあ部屋でゆっくりしようとしても、次のイベントが控えており、休憩させてくれません。20:00からは4階フォトギャラリーにて30分間のスライド上映会、美ヶ原から見える360度の山々の紹介と四季の移り変わりを50枚のスライドで丁寧に説明してくれ、とても勉強になります。その後はすぐに厚手の服に着替えて、玄関前からバスに乗り込み20:45出発のナイトウォッチングツアーに参加、途中の牧場で牛や鹿を見ながら約15分掛けて美ヶ原の「塩くれば」という真っ暗な広場へ行きます。ここで天気がよければ満点の星空が見え、運転手さんがサーチライトを使って季節の星座の説明をしてくれます。夜空の勉強をした後、バスでホテルに戻ると、玄関には心ばかりの夜食が用意され、お茶と一緒にいただきます。

翌日も朝早くから大変です。日の出時間が5:40のため、約30分前には明るくなりだすので、その前の4:30に起床、眠い目をこすりながら朝焼けの表情の移り変わりを眺めます。日の出が見えたので、また寝ようかと思いきや、6:30出発の王ヶ鼻展望ツアーというのがあり、約10分バスに揺られて王ヶ鼻入口まで行き、そこから約200m歩いて断崖絶壁の王ヶ鼻から朝靄の見事な景色を見ることができます。ホテルに戻ると7:30より朝食、朝からボリュームたっぷりの食事をいただいて、部屋に戻って荷物の整理をしてチェックアウトという流れです。これ以外のわずかな時間に4階の貸切風呂に入ったり、南側の景色の良い大浴場に入ったり、売店でお土産を見たりと、ホントに忙しいスケジュールです。驚くのはこのサービスが全て無料ということ、毎日同じサービスが行われているので宿泊すれば誰でもこの内容を体験できるというのは素晴らしい、参加してもしなくても追加料金の請求はなく、宿泊客を満足させてくれるおもてなしの素晴らしいホテルです。