2012/10/09

アルプス展望コースをトレッキング

王ヶ頭ホテルに二泊したので、二日目は美ヶ原高原を歩いて散策しました。ホテルより朝10時発の送迎バスで山本小屋まで行って、そこから王ヶ頭ホテルを目指して登り道を歩くことにしました。山本小屋で売っていた高原牛乳あめ、布の袋に入っており昔懐かしいタッチで牧場の様子が忠実に描かれており、これを買っていざ出発。最初はなだらかな牧場の間を抜けて、美しの塔を通り、塩くればまで行くと、放牧されている牛たちが集まっていました。夏の放牧が終わり徐々に麓の飼い主の下へ戻されているようで、この牧場で過ごすのもあとわずか、牛も人間と同じように塩分が必要なため、毎朝9時に塩が与えられるこの場所は塩くればと言われているようです。ここからは道が整備された牧場コースと景色の良いアルプス展望コースの二手に分かれるのですが、今回はアルプス展望コースを挑戦してみました。














アルプス展望コースは崖っぷちの岩肌を練り歩くのでちょっと怖い気もしますが、美ヶ原から南方に見渡せる山々がとてもキレイ、美ヶ原は初心者向けのトレッキングですが、このコースはちょっとした登山気分を味わえます。でも風が強いので9月末と言えども肌寒い、昼御飯としてマグボトルに入れたお湯でカップラーメンとスープを作って食べると温まることができたのでこれは正解でした。山頂にそびえ立つ王ヶ頭ホテル、その脇には鉄塔が立っており、雲が掛かると天空の城ラピュタのように見えます。コースを進んでいくとだんだんとホテルが大きく見え、もうすぐ到着と感じることができますが、ホテルの直前は急坂になっており、ここまで頑張って歩いてきたうちの子はもう歩けないとダウンしてしまいました。のんびり歩いて途中で御飯を食べて約3時間の気持ちのいいトレッキングは、4歳の子にはちょっと大変でしたが、よくここまで頑張って歩くことができたと思います。