2017/08/07

幽玄の世界へのいざない!! 憧れの能舞台で若松の美しさと生命力に心を打たれました!!

なごや環境大学の「能楽堂で日本の伝統芸能と建築を学ぶ」という講座の続きです。後半はいよいよ劇場内の見学ツアーへ行きました。まず展示室で能楽の歴史、能や狂言に纏わる衣装やお面など数々の品を見るとひしひしと日本の伝統芸能を感じました。そしていよいよ能舞台と客席へ。アプローチ、玄関から見所に至るまでに十分な間を与えることで、幽玄の世界に導かれていきます。

ここではなんと白足袋を履いて憧れの能舞台に立つことができ、舞台についての解説や伝統芸能と建築の関わりを学ぶことができました。四方を柱に囲まれて立派な屋根で覆われた舞台には檜の板が貼られていました。正面舞台の鏡板は若松で、みずみずしい松の新芽が101本あり、美しさと生命力に心をうたれました。さらに地下にある稽古舞台には戦後木材の入手が困難な時にベニヤに描いた老松があり、1年毎に入れ替えられているそうです。釘を一切使わずに木材を連結している技法はとても美しく、知らない世界を満喫することができました。




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