2012/09/10

中国で感じた尖閣問題の根深さ

先週末に中国出張から帰ってきて、やっと普通の生活に戻りました。中国ではサイト閲覧規制によりBlogger へはアクセスできず、自分のブログでさえ見ることができないため、不自由な生活を強いられ、好んで出張に行きたいとは思いません。出張中はアクセス数が激減していましたが、今週から挽回しますので、またお付き合いください。

昨今の尖閣諸島問題で端を発した日中関係緊迫により、今回は治安や身の危険を心配していましたが、無錫では特に大きな問題はありませんでした。でも都市によってはデモも行われ、ローカルニュースではその様子を大きく取り上げていました。うちのような日系企業で働く従業員でさえも日本製品の不買運動の気配があり、快く思っていないようです。じゃあ日系企業で働くなよ、と思いますが、尖閣諸島に関する思いは別格のようです。日本人の同僚はローカルスタッフに向かって、「尖閣諸島は日本の領土です」 と堂々と言い放ち、反感を買っていましたので、暗闇で刺されないように気を付けて欲しいものです。