2012/12/04

栖園 柿の琥珀流し

京都・烏丸御池近くにある大極殿という明治18年創業の老舗和菓子店、ここは140年の歴史を持つ町家のお店で暖簾をくぐると伝統的な和菓子が並んでいますが、その奥に併設された栖園(せいえん)という甘味処に行ってきました。中庭に面したテーブルが5卓ほどの小さな店内はかなり賑わって満席となっており、少し待って席に付くことができました。

注文したのは「琥珀流し」という寒天スイーツ、月ごとに味覚が変わるそうで11月は紅葉のシーズンということで彩のみごとな柿の琥珀流し、よく熟れた柿が寒天と絡まり、上には果肉も乗っています。寒天は柔らかめで喉越しのよい食感、とても上品な甘さでした。老舗和菓子店ということで店内や雰囲気も懐かしい感じのする落ち着いた甘味処でした。