2013/01/24

プライベート空間を確保する中庭

この家に引っ越して2年が過ぎ、建築やデザインに関するブログテーマであったはずが、だんだんと日常生活における内容が多くなってきました。しかし、参加しているにほんブログ村のデザイナーズ物件のカテゴリーから私のブログを見てくださっている方がとても多いため、瀬戸コートヤードという初心に戻って、家に関するテーマを大事に続けていこうと思っています。

寒い冬の間、中庭の芝生は枯れてシンボルツリーも落葉してしまい、とても寂しい風景となってしまいます。うちのリビング・ダイニングは中庭に面して、それを囲むように約3mの壁面を設けているため、カーテンがなくても外から見られることはありません。遮るものがないため、冬は暖かい直射日光がリビングダイニングまで差し込んできて、昼間は暖房なしでも全く寒くありませんよ。H建築士さんの物件は、中庭付き または外庭を壁面で囲む物件が多く、外部と内部を一体としたデザインをされています。中庭は外溝ではなく、リビング・ダイニングから繋がる一部という考えのため、約20畳強のリビング・ダイニングが中庭に面することで、それ以上の広がりを感じることができる錯覚が生まれ、外から見られることもないという気楽さも中庭のいいところです。でも正直なところはうちの敷地面積が約65坪と狭いため、もう少し広い中庭が欲しかったですけどね。