
砂の上に離してみると、どんな向きに置いても磁石で引き付けられるかのように、必ず海の方向へ歩いていく、とても不思議な力を持っていますよね。体いっぱい使って、手足をヨチヨチと動かして、これから始まる危険を顧みずに荒波の中へと旅立っていきました。太平洋を横断してアメリカ付近まで辿りつくと、今度は赤道付近を回遊してまた遠州灘に戻ってくるそう、その年月はおよそ20年、戻ってこれる確率は約1/5000とのことです。今回体験したこの観察会の20年後、うちの子は彼女でも連れて、またこの海岸で自分が放流したカメに遭遇できるといいですね。子ガメたちが波にさらわれて見えなくなっても、夕日を眺めながら果てなき冒険の行方を見守り続けていました。


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