2014/09/19

荒波の中へと旅立った子ガメの果てなき冒険を見守り続けていました!!

昨日の中田島砂丘での子ガメ観察会の続きです。いよいよ子ガメとのご対面!! 孵化して約1週間、体長50mmほどの子ガメが発泡スチロールに大量に入れられて、我れ先にともがいていました。子供だけではなくこの観察会に参加している大人も含めて全員に一匹ずつ子ガメが渡されました。キャー、カワイイ!! 甲羅を指で掴むと手足をバタバタさせて空を飛ぼうとしているのかも?? こんな子ガメでも指の爪は鋭いので引っ掛かれないように気を付けないと危険だそうです。



砂の上に離してみると、どんな向きに置いても磁石で引き付けられるかのように、必ず海の方向へ歩いていく、とても不思議な力を持っていますよね。体いっぱい使って、手足をヨチヨチと動かして、これから始まる危険を顧みずに荒波の中へと旅立っていきました。太平洋を横断してアメリカ付近まで辿りつくと、今度は赤道付近を回遊してまた遠州灘に戻ってくるそう、その年月はおよそ20年、戻ってこれる確率は約1/5000とのことです。今回体験したこの観察会の20年後、うちの子は彼女でも連れて、またこの海岸で自分が放流したカメに遭遇できるといいですね。子ガメたちが波にさらわれて見えなくなっても、夕日を眺めながら果てなき冒険の行方を見守り続けていました。




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