2013/02/16

想定外のアップライトピアノ購入の現実と葛藤

先週、ピアノの先生に薦められて岐阜・多治見の調律屋さんにピアノを見に行きました。ご主人は調律師であり、まだまだ使える昔の古いピアノを自らメンテナンスして販売されている小さなお店でした。うちの子にとって初めて習うピアノ、男の子なのでいつまで続くか分からない、小学校で部活が始まればやめたい、なんて言うかもしれないので、大型電気店で売っている安い電子ピアノを買えばいいんじゃないの?? という親心でいました。

しかしその店に用意されていたのは、1985年に製造されたYAMAHAのアップライトピアノ、年代は古いですがしっかりとメンテナンスされているのでピッカピカ、中古とは思えない逸品でした。当時のものはプラスチックではなく全て木で作られており、やはり音色が違うとのこと・・・、でも素人にはそんな違いも分からず、先生や調律師さんにこれはいいですよと薦められれば嫌とは言えない雰囲気・・・、ただ見に行っただけのつもりが、買わざるを得ないような空気に押しつぶされ、約30年前の中古と言えどもいまだに約30万円もする代物をやむなく予約してしまいました。

電子ピアノは音量調整ができ、小型で現代住宅に合った最善のピアノだと思っていましたが、アップライトピアノはかなり大きく、ピアノによって生活スペースが窮屈になるようでは本末転倒なので置く場所をしっかり考えないといけません。現時点ではリビングに置こうと思っていますが、狭いスペースにマリンバと想定外の大きなピアノまで増えてしまって、これを子供の将来のためと思うのか?? やはりうちの背丈に合ったピアノを購入すべきだったか?? 私はしっかりと下調べをして納得するものしか買わない性格ですが、自分の不本意な買い物になってしまったので一人で葛藤している最中・・・、でももう明日にはうちに届く予定だそうです。