2013/04/26

溜め息はやめて深呼吸にしよう!!

私の横で何度も大きな溜め息をつく人がいます。わざとなのか、嫌がらせなのか分かりませんが、当の本人は人前で溜め息をつくことをなんとも思っていなくても、周りの人はとても不快な思いがします。辞書で検索すると、「溜め息とは、悩み、苦しみ、心配事があるとき、がっかりしたとき、感動したときなどに思わず出る長い息」。溜め息ってネガティブな表現だと思っていましたが、感動したときなどのポジティブな考えもあるようです。

そんな溜め息でさえも、プラスの効果をもたらすこともあり・・・、
①ホルモンの活性化  ため息は体の中心(横隔膜)から深~い息を吐くのでリラクゼーション法の定番である「腹式呼吸」を自然にやっているのと同じこと。複式呼吸には、リラックスをもたらす脳内ホルモンの分泌を促進する効果がある。
②血行促進・リラックス効果  ため息をつくと、血流量が増加して、副交感神経が優位になり、リラックス効果が生まれる。
③ストレス発散・疲労回復効果  ため息によって、脳が不安を感じる回数を減らすことができ、ネガティブな感情を軽減することができる。疲労の正体は活性酸素で、ため息=腹式呼吸をすると脳と体に新たな酸素が供給され、体内に蓄積している活性酸素をどんどん取り去ってくれる。

ただし、ため息のつき過ぎは良くない!! ため息をつくと、交感神経・副交感神経のどちらかが優位に働き、これが続くことで自律神経が正常に機能しなくなってしまいます。よく「溜め息をすると幸せが逃げる」というのはまんざらで、溜め息をすれば人を不快にさせることによって近寄りがたくなり、面白い話も入ってきにくくなるので、時と場所を考えることが大切です。溜め息には大事な働きがあるのも事実ですが、一般的にいい印象ではないので、溜め息なんかやめていっそのこと「深呼吸」にして欲しいものです。

 
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