辻井いつ子氏は、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を果たした辻井伸行氏の母親で 、産まれたばかりの息子が全盲と分かり、絶望と不安を感じながら手探りの中で始めた自らの子育て経験をもとに各地で公演活動をされているそうです。常に子どものやりたいことを優先してその可能性を信じたポジティブさと行動力をお持ちなので、8ヶ月で息子の音楽の才能を見つけてからは、その力を引き出すためになんでも自分で体験させて、よく見て、ほめる「親ばか」の子育てをされてきたようです。
彼女ご自身はピアノが弾けないので息子が音楽家になろうとは全く想像されなかったようですが、小さいころからの努力を支えながら素晴らしいピアニストに成長される過程を丁寧にご紹介され、信じて進めば叶わないことはないという素晴らしさを教えられたような気がします。障害があるとか、全盲のピアニストということはむしろ隠したいことだそうで、ご自分から絶対に言われないということにまた感銘を受けました。


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