2013/06/19

SLから眺める車窓は楽しい!! 大井川鐡道

週末に浜松のいとこ家族と一緒に静岡・島田の大井川鐡道に行ってきました。新東名高速道路の島田金谷ICを降りて約10分でSLの始発 新金谷駅に到着、窓口で切符とお弁当の料金を支払ってSLに乗り込みます。車輌はC56形というもので、大井川鐡道のHPを見ると昭和11年製で札幌などで使用されていたものの、太平洋戦争の開戦と同時に戦時輸送のためタイへ送られ、戦争激化により大破した車両が多い中、このSLは奇跡的に日本国内に戻されて現役復活が出来たとても“運の強い”機関車なのだそうです。














この日は客車が7両連結されており、私たちは一番後ろの一号車に乗り込みました。茶色の客車は旧国鉄時代に使用されていた昭和初期のレトロな雰囲気、座席は木枠にクッションが貼ってあり、リクライニングなんてないので硬くて座りにくい・・・、天井では古い扇風機が勢いよく回っていました。11時45分に新金谷を出発すると、茶畑ののどかな田園地帯を走り抜け、平行して流れている大井川は右から左からと見える方向が変わりながら、外の風景を熱心に眺めてしまいます。今では電車に乗ったら携帯やメールに夢中になってしまいますが、昔はSLに乗れることにわくわくして景色を見ていたんだろうな、と実感しました。途中にあるトンネルに入るたびに石炭の煙が車内に入ってきて幾度と空気が澱み、大きな警笛を鳴らしながら迫力ある車両が動く様は圧巻!! 終点 千頭に到着したのは13時06分、約80分のレトロなSL旅を体感することができ、とても楽しむことができました。




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