2013/09/05

暑さを忘れて涼む水路 郡上八幡のいがわこみち

郡上八幡は山あいの小さな城下町で、日本の名水百選の第一号に指定された宗祇水という清泉は、500年もの時を越えて沸き続けている名水の町 郡上八幡のシンボルだそうです。町の中心を流れる吉田川を中心とした水の町はとても情緒があり、通りを歩いていると古きよき町並みがとても心地良かったです。

郡上八幡旧庁舎記念館から少し歩いたところにある「いがわこみち」という小さな水路は、江戸時代の足軽屋敷の家々の裏手を流れ、町中を網の目のように走っている用水路の基幹水だそうで、流れに沿って共同洗濯場などがありました。一番奥には足湯のようなスペースがあり、岸辺に腰掛けて川に足を入れるととても冷たく、酷暑の中でも暑さを忘れて涼むことができます。きれいな用水には鯉、あまごなどが飼われていて餌をあげることができるのですが、観光客に餌ばかりもらって丸々と太った魚たちは、また餌を食べようと群がってくる様子に、子供は大喜びしていました。この日は時間がなくてわずか数時間の滞在でしたが、水の町 郡上八幡の情緒溢れる町並みを、またゆっくりと、のんびり散歩してみたいものです。




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