2013/09/06

海上の森 吉田川でがさがさたんけん隊

先日、瀬戸・海上の森で行われた「いきものたんけん隊」というイベントに参加してきました。NPOあいち自然ネットという団体が主催する観察会に初めて参加しましたが、生き物のことをよく知っている指導員が何人もお見えになり、いつも参加しているイベントよりとても勉強になりました。海上の森センターの前を流れる小さな吉田川は酷暑の影響で水量がほとんどなく、この先下流に行くにつれて瀬戸の山口川、名古屋の矢田川、そして庄内川へと注ぎ込んで最後は伊勢湾に流れ込むころには大きな河川となっています。この吉田川はその源流となるところで、水が少なかったことは幸いにも子供にとっての生き物探しに好都合でした。

網を固定して川岸の茂みをがさがさと足で掻き回すと、網の中に小さな魚やエビなどの生き物を何匹も捕まえることができました。慣れないうちの子は指導員の方に付いて回り、採れた生き物に一喜一憂しながら楽しそうに探しており、少しずつ生き物が好きになってきたようです。あまりにも小さな魚を手で触ってしまうと可愛そうにすぐに死んでしまった、20度前後の川で生きている生物にとって体温36度の人間が触るというのは火傷するのと同じだからだそうです。最後は採れた生き物をプラスチックケースに集めて観察会、メダカやドジョウ、おたまじゃくしやカエル、ヤゴやサワガニなど20種類以上の生き物を発見しました。ここに生息している生き物で判定すると、この吉田川はかなりきれいな川と区分されるそうです。




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