2013/10/24

美味しさを共感できて話が弾む!! フランス家庭料理とワインの関わり

田崎真也氏のトークショーの続きです。ソムリエとしてすっかり有名になった今では、国際ソムリエ協会の会長としてフランスでも認知されているので、数日前には日帰りでフランスへ出張してきて今年のボジョレヌーヴォーの調合をしてきたとのこと、まさに両国の架け橋となっているようです。そんなフランス通の田崎氏曰く、お客をもてなすとっておきの料理と言えば、何時間も手を掛けて煮込んだ煮込み料理だそうですが、普段の家庭料理や、ビストロ料理はいたってシンプルな食事が多いとのこと、前菜はグリーンサラダやパテ、メインはフランスの主食とされる赤身の肉やジビエなど、そして最後にデザートというのが一般的だそうです。家族全員が揃って一品づつコース仕立てで運ばれてくる料理を一斉に口に運ぶことによって、みんなで美味しさを共感でき、どんな料理でも共通話題のネタとして話が弾むということをお勧めされていました。

それに比べて日本の家庭料理は、すべての料理が食卓に並んでから好きなものを取り分ける料理なので、いただきますと言って自分の食べたいものに手を付けることによってメインばかりに関心が集中してしまい、前菜や副菜は存在自体が小さくかすんでしまい話のネタを失っているという指摘をされていました。確かにそうですね、レストランで食べるコース料理は、美味しさを味わっているという気がしますよね~!!

フランスの普段の食事で飲むワインはスーパーで販売している安いものが多く、食事前から食前酒としてちびちびワインを飲み始めて、おしゃべりしながら長い長い時間を過ごした後に、やっと食事が始まって前菜・メイン・デザートをいただいて、またワインを飲むと言うスタイルが至福だそうなので、料理に合わせてわざわざ産地や熟成度を選ぶこともあまりなく、日常使いの飲み物という感覚だそうです。それにしても田崎氏は食に関しての知識がとても深く、Facebookを拝見すると美食家らしい写真がいくつも掲載されているので、一度覗いてみてはいかがですか??


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