19世紀末に活躍し、絵画革新時代を共に生きて今なお世界中の人々に愛されてやまないフィンセント・ファン・ゴッホとポール・ゴーギャン、二人はパリでの運命的な出会いを経てアルルで共同生活を送るようになり、お互い刺激を与え合いました。しかし関係は長く続かず、共同生活が破綻した後の製作などを通して芸術の高みを目指す二人の歩みと交流が紹介されていました。
ゴッホはアルルで《ゴーギャンの椅子》を描き、そこに座るべきゴーギャン自身の存在を表現されています。一方ゴーギャンは、ゴッホの死後にタヒチで《肘掛け椅子のひまわり》を描きます。ひまわりはゴッホが好んで描いたモチーフであり、晩年のゴーギャンがゴッホを意識して描いた重要な作品だそうです。共同生活が上手くいかなかった二人が、それぞれを想いながら描いた傑作は感慨深いものがありました。


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